たべ歯科クリニック・院長コラム２２

院長コラム 　第２２回　名画座から学ぶこと

院長コラム第２２回です。

今回は歯科を離れたお話です。

（というか離れてばかりですが。。スイマセン）

日本橋に映画館・東宝シネマズ日本橋が出来て以来

相当に映画を見る回数が増えました。

一番見に行っていたのが

午前１０時の映画祭という名画のリバイバル上映です。

低料金で選出された名画をお客さんがあまり入らない午前１０時という枠で上映するという

画期的な映画スケジュールで

好みの名画　まだ見たことない名画をよく見に行ってます。

少々作品の選出がベタすぎるのが難ですが。。。

しかしこの映画祭も

採算が合わずに現在上映中の映画祭１０で終了になるそうです。

非常に残念ですね

最近の映画は CGばかりで少々ウンザリ

日本映画は大体が若い男女のラブストーリーにSFが絡んだ（タイムスリップ・超能力・オアラレルワールド等）ばかりで予告編みてるだけでお腹いっぱいです。

やはり昔の映画・名画は相当にいいです。

という訳でやはり映画は映画館で見なきゃと思う今日この頃ですが

そうなると必然的に名画座巡りになります。

今は銀座シネパトスみたいな癖のある映画館はなくなりました。

私のお気に入りの名画映画館は神保町にありますその名もズバリの（神保町シアター）です。

特集形式なのでまとめて見たい映画が見れるのが嬉しいです。

難点は前売りがないので当日朝早くにチケットを買いに行かねばならない点。

まあこれも便利になりすぎた今のネットのチケット予約と対極をなすので

これはこれで味わいがあると言えばありますが。

他にも小さいですが

（ラピュタ阿佐ヶ谷）も良いです

ここも朝にチケット買いに行かないと非常に小さな映画館なので

下手すると補助席での鑑賞になります。

しかしここはフィルム上映が主なのですが

劇場が小さいのにスクリーンがそれに対して大きいので

本当に（映画を見てる！）という感覚になります。

トイレが非常に狭いのが難点です

（新文芸座）もオールナイトで何回もお世話になってます。

少々風俗街にあるので夜は変な賑わいがありますが

オールナイトで朝まで映画ならここでしょう。

ファーストフードの出前みたいなのも取ってくれますし。

ここもトイレがなぜかそんなに狭くないのに混みます

（早稲田松竹）もキマジメな映画館で好感が持てますが

少々映画のセレクトもキマジメすぎるきらいがあります。

チャップリンやヒッチコックを見に行きました。

とても設備の良い映画館です。

（キネカ大森）は２つの映画館が並んでる変わった名画座で

レトロ演出のような独特の雰囲気があります。

目黒シネマは中で売ってるスイーツが美味しいです。

ここも非常に整った環境で鑑賞できます。

トイレがなんか昭和っぽいのが難点といえば難点でしょうか。

（シネマヴィーラ渋谷）も非常にマニアックな映画館ですが

ラブホ街にあるのにも関わらず女性客も多いです。

ここもトイレが混みます　（しつこい？）

なぜか名画座は年齢層が高いせいかトイレの占有率が高くなるんでしょうね。

京橋にある（近代フィルムセンター）は格安なのに素晴らしい環境で名画が見れます。

難点はチケットの順番待ちが面倒、あと映画館というよりも学術講演会に来てるようなキマジメな錯覚を受けるような空間でしょうか。

ポップコーンなど売ってませんし。

しかし名画座もシネコン全盛の世の中で

独自の個性と色合いで素晴らしい環境を整えるように独自の努力をしてると感じます。

手作りのチラシやチケットを作ったり。

大手のシネコンには資金的にかなわない部分をハートで補う感覚が好きです。

増加する大手の歯科業界の中でたべ歯科クリニックが生き残るのには

非常に参考になります

インプラントやジルコニア・ホワイトニングや矯正といった審美歯科をメインにした

資金のある新規開業の歯科医院には敵わない部分は多々ありますが

アイデアと努力でなんとか生き抜いております。

と無理やり歯科業界にこじつけましたが

本当に個性とアイデア勝負なのはどの業界でも同じと感じます

たべ歯科クリニックも個性とアイデアを絶やさないように頑張ります。