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院長コラム 第23回 個室寝台列車の旅
院長コラム第23回です。
歯医者に限らずですが
医療に携わる物はなかなか神経を使います
という訳で何かストレス発散といいますか
現実逃避と言いますか
何もかも忘れてボ−っとしたくなる時があります。
殿方の三道楽は飲む・打つ・買うと言いますが
私の場合飲むはダメ
お酒が飲める方はそれもいいのかもしれません。
私の場合は下戸ですのでお酒に逃げる事ができませんので
打つは博才がないですし第一ギャンブルは大嫌いなのでパス!
買うの方はもういい歳なのでどうでもよいです
という訳で非常に健全なのですが
今は映画を見たり
ちょっと旅行に出かけるのが発散になっております。
数年前まではこれに寝台列車個室の旅というのがありました。
これは何かと言われたら
寝台列車の個室に泊まって目的地まで行き
終点からとんぼ返りするというものです
いわゆる乗り鉄という分類なのでしょうが
私の場合は寝台個室乗り鉄という分類だと思われます
何のために行くのか?とお思いでしょうが
個室寝台に乗るために行くんだという回答になります
では何故個室寝台なのか?と言われたら
これは学生時代に見たアガサクリスティ原作の映画オリエント急行殺人事件
(シドニールメット監督作品)
とか
映画の007ロシアより愛をこめて等々の映画の影響です
この中で登場人物たちが
優雅なオリエント急行の寝台列車に乗って旅をするシーンがあり
豪華な食事をしたり風景を眺めたり
座席をベッドに仕立て直して寝たりするのを見て
ああ、こんな世界があるんだなあと思ったものでした
いつの日かオリエント急行に乗ってみたい!と思いましたが
オリジナルのオリエント急行はとっくの昔に廃線になり
現在はその名を継いだ路線が幾つか走っているようです
それでもなかなか仕事をしてると行けないので
代わりに思いついたのは当時運行していた北斗星でした
これはロイアルという最上級の個室があり
シャワーとトイレも付いているなかなかの優れものです
上野から札幌まで16時間かけて運行するので
オリエント急行とまではいきませんが
なかなか優雅ではないかと
なのでチケットをなんとか手に入れて乗ってみました
これがなかなか素晴らしい
乗り込むとウエルカムドリンクとしてウィスキーやワイン・ミネラルウォーターが個室に並べてあります
先に書きましたように私は飲めないのでこれらは同級生のお土産として持ち帰りまして
ミネラルウォーターだけいただきました。
食堂車でのディナーもありますが
一人でフランス料理を食べても仕方ないので
駅で買っておいた駅弁でお腹を膨らませて
ディナー後のパブタイムという時間に食堂車に行き
ビーフシチューか何かを食べました
シャワーを浴び、持って行った小説版のオリエント急行を読んで気分を出すのはいうまでもありません。
夜は座席をベッドにして就寝
ガタンゴトンという振動は初めは寝付けませんでしたが
慣れてくるとなかなかリズミカルで意外と自分には合っていたので
グッスリと眠る事ができました。
朝起きますと風景が大分東北チックです
モーニングコーヒーも運ばれますが
やはり食事は食堂車でしたいので
モーニングセットをいただきます
そんなこんなしてるうちに札幌に到着
16時間の旅はあっという間に終わりました
普通でしたら札幌に着いたら観光やら食事やらを楽しむのですが
一人なのでそのまま空港にとんぼ返りして
1時間半後には羽田に立っていました
これが素晴らしかったので
もう1回同じルートで乗りましたが
悲しいかな慣れが出てしまい
2回目はあまり感激しませんでした。
なので寝台個室の旅はここまでかなと思っていたら
トワイライトエクスプレスという寝台列車があるのを知りました
長くなってきたので続きます
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