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院長コラム 第8回 医療における安全と安心
院長コラム第8回です。
今回のテーマは医療における安全と安心についてです。
実はこのテーマで某所に文章を提出する予定だったのですが、
どういう訳かその提出をしなくてよくなってしまい(なんといい加減な!)
この文章が宙に浮いてしまいました。
で、もったいないので以下に引用し、
コラムの8回目といたします。
(医療における安全と安心について)
今回、安全と安心について考察する機会をいただきました。
しかしながら非常に抽象的なお題なので私の職業の見地から考察した
安全と安心について述べたいと思います。
Wikiペディアによりますと
安全(あんぜん)は、危険がないこと、被害(有形・無形を問わず)を受ける可能性がないこと。
安心(あんじん、あんしん)とは気掛かりな事が無く、心が落ち着き安んじること、とあります。
これを歯科医師という立場から見た場合
患者様に(安全)な診療施術し、(安心)できる診療環境を提供するのが義務であり理想である。
と書いた場合非常にまとまりが良いのですが
この患者様の(安心)が実は我々医療従事者にとっての最大の(安心)であり
患者様の(安全)こそがやはり我々の(安全)なのであります。
近年インフォームドコンセントというワードが一般用語として浸透しているように
患者様と医療従事者のコミュニケーション、治療計画のプランニング、アフターケア。
すべてにおいて患者様の安心を得る為の行動と思われますが
その行為こそが実は自分自身の安心材料になっている気がします。
医療訴訟や医療事故がクローズアップされる昨今
それもやむを得ないのかもしれません。
非常に世知辛い世の中になってきております。
しかしながらその行為が自分自身の保身の為だけになってはいけないと思います。
やはり十分なインフォームドコンセント(説明、話し合い)・治療計画・ 経過観察を提案し、
納得をいただき安心していただく。
その結果として
自分自身が(自己満足であるにしても)安心して診療行為を行える。
自信をもった診療は
(過信)でなければ
余裕を生み、安全な診療行為に繋がると思います。
以上をもって私の考えるところの(安心と安全について)の結論とさせていただきます。
ちょっと堅苦しい文章でしたネ
次回は軽く行きます
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