歯周ポケットについて

三越前・たべ歯科クリニック　　歯周ポケットについて

歯周ポケットとは？

歯というのは歯肉に植わってる物というイメージはありませんか？

実は歯は顎の骨に植わってます。

その上に歯肉が被ってるのです。

ガイコツを想像するとわかりやすいですね。

この顎の骨が溶けることを広い意味で歯周病と言います。

皆さんは歯肉が腫れるのが歯周病・歯槽膿漏というイメージが多いと思います。

しかしながらこの歯肉が腫れるのは１つの症状にすぎません。

歯肉炎でも歯肉は腫れます。

この見極めが歯周ポケットです。

解りやすく言いますと歯と歯肉の間にズボンのポケットのような空間が出来るのです。

歯石が溜まる、強い噛み合わせ、薬剤の影響、全身疾患等様々な要因がありますが、歯の植わってる顎の骨（歯槽骨といいます）が減ってくると当然歯の根が露出してきます。

しかしながら歯肉も下がりますが歯槽骨と必ずしも同時には下がりません。

この歯槽骨と歯肉の差を歯周ポケットといいます。

通常歯肉と歯槽骨の差は２mm位ですが、歯周病が進むとこのmm数が増えてきます。

平均的に６mm越えると重度の,8mm越えると末期的な、１０mmに到達すると抜歯対象の歯周病と考えます。

ではこの歯周ポケットを深くしない方法は？

まずは歯石をつけない。

定期的なクリーニングが効果的です。

次に強い噛み合わせを防ぐ。

保険で制作できるマウスピースが有効です。

そして毎日の歯磨き。

歯周病が進みそうな方は自己流でなく適切なブラッシング指導のもと、的確な歯磨きが必要です。

また歯間ブラシのような補助清掃道具も大いに有効です。

また歯肉にあった被せ物、詰め物、義歯も大事です。

歯周病にお悩みな方、心配な方はぜひご相談ください。

当院では歯科医師、歯科衛生士が詳しくご説明、ご指導いたします。

（わかりやすい文章にするために専門用語を外し簡略な説明となっていることをお断りしておきます。）

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